買ってから数日、ちゃんとした写真が撮れず、なんでこんな物買ってしまったん
だろう?安い買い物ではなかっただけに後悔ばかりが積み重なっていった。
だいたい!こんな大枚叩いて買ったカメラでズームが出来ないってどう言うことよ!
やっぱりデジイチを買っておくべきだった。。。
電気製品から何から購入した物のマニュアルというものを殆ど読まずに過ぎて
きた人生はそんな状況下にあっても読もうという発想が浮かばなかった。
とっても残念なワタクシでしたが重い腰をやっと上げ、読んだマニュアルもチンプ
ンカンプン。
一週間も過ぎるとヤフオクに出展することばかりを考えるようになった。
救いだったのはこのカメラ、真っ白や真っ黒やピンボケの連続ながらも、スタイ
ルはスコブルかっこ良かったもんで、持ってカチャカチャと触っていることはとて
も楽しかったのだ。
さて、次に自宅へ帰ったらオークションの準備だ!
と思いホテルで最後となるだろう素振り撮影を始めたファインダー内に四角く動
く物を発見した。
ん?ピントリングと同時になんか焦点らしき物が変化している。もしかしてこの
四角いところでピント合わせの確認をするわけ?
や〜っとピントの合わせ方を見つけるとそこから先は面白いように使い方と用語
を理解することができたのだ。
(これがマニュアルに書いてあった二重像ってやつだったのね。。。)
身近にレンジを使っている人がいて教えてもらえればればこんな苦労をしなかっ
ただろうに。。。
で、ヤフオク送りはとりやめてしばしこいつと付き合うことを決めた。
そんな素人中の素人が変なカメラに手を出してから4年。沢山のカメラ、レンズを
手にしてきたが手元に残ったのは手を患ったこのカメラだけだった。
写真暦としてはたった4年でヒヨッ子だけど、一緒に付き合ってきたこいつの風貌
は、以前上司に貰った戦前カライカよりずっと歴史のあるカメラのような姿になって
しまった。
リペイントして新品同様にも出来るらしいが、このままでまだまだ付き合っていこう!
って、このハゲハゲまでもが愛着になったのでした。
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